「なつかしくて、あたらしい」。地域に育まれた素材とフランス伝統菓子が出会い、新しいお菓子が誕生しました。美唄・上村農園のクルミをキャラメリゼ。美唄銘菓「べかんべ最中」の皮にのせて香ばしく焼き上げたフロランタンです。 ある地域のアイヌの人たちは熊祭りのときに、人が集まるところへ寄ってくる魔神たち遠ざけるために「ニヌムチャリ（クルミまき）」を行ったそう。今の時代に、悪いものを遠ざけるという願いをこのお菓子にこめて、クルミをふんだんに使用しました。
爽やかな風味が広がるレモンバタークリームを、ふわりと丸い生地で包み込んだブッセ。 クリームにはピーナッツバターと香ばしい胡桃を加え、スッキリとした中にもコクや香りを感じられる仕上がりに。口当たり・味わい共に軽やかで、ついつい手が伸びてしまうお菓子です。
美唄市の中心部を走る国道12号線沿いに植えられたパラソルアカシアの並木を記念して、創業当時に作られたスイーツ。バタークリームにはラム酒に漬けたレーズンが入っており、じっくり焼き上げあと、さらに洋酒に浸しています。高貴な甘さが重なり合いしっとり濃厚な食感と、深みのある大人な味わいに。口に入れた瞬間、カラメルのようなラムの香りが広がります。
